そこで、自然と英語が身に付くようにと幼稚園はインターナショナルスクールに行かせることにした。東京にあるインターナショナルスクールはピンキリで、月謝の高いインターナショナルスクールは教育もしっかりしていて外人も多い。これはいいぞ!と思った。しかし、2人の子どもをインターナショナルスクールに通わせられるほど我が家は裕福ではなかった。
2人目をインターナショナルスクールに入れるとき、安さに惹かれて(それでも高い)他のスクールに転校させたのが運の尽き。安かろう、悪かろうと言うのはスクールでも同じなんだと感じた。日本人ばかりのインターナショナルスクールっていったい何?息子は、まったく英語を話さなくなった。そりゃ〜日本人同士、日本語でしゃべりたいよね。
しばらくして、主人が中国へ期間限定の単身赴任を命じられた。このインターナショナルスクールをいつ辞めさせようかと考えていた時に、渡りに船とはこのことだった。思い切って「私、子どもと3人でプチ海外留学する。」と、主人に言ってみた。もちろん、主人は中国へ行くので反対することもなく了承。両親からは大反対されたが、息子が小学校へ入学する前の半年間だけなので、渋々了承(無理やり?)してもらった。
このプチ海外留学をきっかけに、小学校へ入学した後も毎年のように親子でプチ海外留学を繰り返した。そして、これらのプチ海外留学はいかにお金をかけずに行うかをテーマにし、エージェントを通さずインターネットなどを駆使し全て自分で手配した。子どもが小さい時にこそ自由に行動できる。小学校高学年になってくると学校、習い事などのしがらみから徐々に行動が制限される。子どもが大きくなる前に、皆さんも高〜い教育費を英語にかけずに、プチ海外留学をしてみませんか?とてもよい経験になりますよ。すこしでも私たち親子の海外留学体験談がお役に立てばいいな〜と思っています。
そして、とうとう趣味が高じてアメリカへ海外移住をすることにしました。おそらくプチ海外留学をしていなければ、ミドルという難しい学年での海外移住は考えなかったと思います。今後は、子どもたちの海外での学校生活などを紹介していきたいと思いますので、よろしくお願いしま〜す。尚、海外移住について詳しく知りたい方は 「ゼロからの海外移住」 を参照して下さい。
海外移住後、余裕ができたら現地のオススメのサマーキャンプなども紹介しますね。